来年3月に初フルマラソン挑戦を控えるチーム・サッカニー。
今回は、“ペース感覚”をつかむためのペース走を実践した。
走る前の筋トレで刺激を入れると、脂肪燃焼効率が上がるためヤセ効果も高いと言われますが、今回のポイントは、それとは別のところにあります。走る前に高強度トレーニングをして、あえて体を疲れさせることで、レース後半を想定したコンディションを体に体験させるのです。ズバリ、仮想“30㎞の壁”ですね♡
今回、吉田コーチが選択したのは、フルマラソン本番を意識した、より実戦的なトレーニング。42・195㎞という長丁場を、普段トレーニングしているときと同じコンディションで走り切ることは難しい。そこで、走る前に強度の高いタバタ式トレーニングで刺激を入れることで、あえて体にダメージを与える、というのだ。
「フルマラソンでは、後半にかけて疲労や脚へのダメージが顕著にあらわれます。今回はそれを想定し、疲れた状態でどれだけ頑張れるかを体験してもらいたかったんです、それともう1つ。レースでの理想は終始イーブンペースを刻むことですが、そうでない場合ももちろんある。疲れでペースが落ちてしまう人もいるだろうし、記録を狙うのであれば後半にペースを上げなければなりません。ただ漠然と走るだけのトレーニングだけでは、そういった“変化”に脚がついていかないことが考えられます。そういう意味でも、タバタ式トレーニングのような“刺激”を入れることは効果的です」(吉田)
タバタ式トレーニングとは、シンプルな動作をリズミカルかつすばやく繰り返すトレーニング。4分間、20秒間の運動と10秒間のインターバルを繰り返すことで、心肺機能や筋力の強化に高い効果が得られる。
¥12,800(税抜)
サイズ:メンズ/ 25.0 ~ 30.0cm、ウィメンズ/ 22.0 ~ 25.5cm
カラー:メンズ/2色展開、ウィメンズ/2色展開
持続性の高いクッション性と反発性を兼ね備えた独自のミッドソール素材「EVERUN」を採用することで、ジョグからスピードトレーニングまで幅広いペースに対応してくれる。前作より、クッション性と反発性がさらに強化され、より長く、気持ちよく走れる1足にアップデートされている。アッパーは、ソックスのように足を包むISOFITと柔らかいエンジニアードメッシュから構成され、フィット感も抜群だ。
シカゴ、ニューヨーク、ベルリンなど、国際的な人気の誇るメジャーなマラソン大会へのリスペクトを込めてデザインされた。限定モデル。KINBARA 7、KINETA RELAY、TRIUMPH ISO 3といった、サッカニーを代表するシューズをベースに展開されている。日本では、「ACE SHOES STUDIO」にて販売中。