VOL.2
第3期生

We Will Challenge the FULL MARATHON

ラダートレーニングで
ラクに走れるフォームをつくる

来年3月の初フルマラソン完走に向けて活動をスタートした、チームサッカニー第3期生。
今回はスムースな脚運びの感覚を身につけるべく、ラダートレーニングに挑戦する。

走りの効率をあげるラダートレーニング!

フルマラソンに向けて、走り込みの練習は必須だが、限られた時間を使って、いかに効率よく練習するかも、大きなポイントとなる。そこで吉田コーチがおすすめするのが、ラダートレーニング。ハシゴの小さな枠の中で、サイドステップやケン・ケン・パーなど、さまざまなバリエーションのステップを、すばやく小刻みに踏んでいくトレーニングだ。「たとえば、ランニングの前にラダートレーニングを取り入れることで、脚の伸張反射を高めることができます。すると、しっかりと地面反力を活かしたフォームで走れるようになるのです。これ接地時間の短縮とベタ足解消になることです。これは、着地時の接地時間を短くして脚への負担を減らすとともに、蹴り出しへのスムースな移行ができるようになるから。さらに、脚の回転数も自然と高まるので、スピードを上げて走れることにもつながります」(吉田)。また伸長反射を高めることは、“ベタ足”や“まっすぐ脚を出せない”といったフォームの問題点を修正するうえでも効果的。距離を踏むことも大切だが、効率のいいフォームで走ることも重要なのだ。

NG FORM

ベタ足

「足全体で地面に“ベタッ”と着地してしまうことで、蹴り出しの際に余計な力を使ってしまうフォームです。地面反力を活かすと同時に、脚を股関節から前へ出す意識が必要です」(吉田)

TRAINING

ウインドスプリント(4セット)

“いい走りがイメージできるフォーム”をキープして、120〜150mを全力疾走。しっかりと地面を蹴り、脚を回転させて走るイメージを養ううえで効果的なトレーニングだ。

NG FORM

ヒザが内側に入る(まっすぐ脚を出せない)

「着地時にヒザが内側に入ってしまうことで、ヒザに負担がかかってしまうことはもちろん、着地〜蹴り出しにかけての体重移動がスムースに行えないことも問題です」(吉田)

TRAINING

ランジ(30歩)

脚をまっすぐに出せる筋力をつけることがポイント。ランジで内転筋(太モモ内側の筋肉)を鍛えることで、ヒザが内側に入るクセの解消にも効果がある。

SAUCONY RIDE 9

¥14,000(税抜)
サイズ:メンズ/25.0〜29.0・30.0・31.0cm、ウィメンズ/22.0〜25.5cm
カラー:メンズ/3色展開、ウィメンズ/2色展開

クッション性と安定性を併せもつ、サッカニーの定番モデルの9代目。持続性の高いクッション性と、高い反発性という相反する機能を両立させた独自素材「EVERUN(エバラン)」を、ミッドソールにフルレングスで搭載。さらに、アッパーは当たりの少ないシームレスの「FlexFilm」を採用し、優れたフィット感と通気性を実現している。フルマラソン完走を目指す初級者から中級者のトレーニング用まで、幅広く活用できる一足だ。